円安の進行を日本企業は、どう見ているのか。円安で海外事業での利益が押し上げられることから歓迎の声が上がる一方で、慎重な意見も。大王製紙は原料のパルプなどを輸入しているため円安はコストの増加になる。三菱UFJフィナンシャルグループ・亀澤宏規社長は「1円円安で(純利益が)70億円ぐらいのプラスの影響がある」、三井住友フィナンシャルグループ・中島達社長は「10円円安になると450億円、業務純益が増える」、みずほフィナンシャルグループ・木原正裕社長は「小中企業に与える影響はよく見なければいけないと思う」とそれぞれコメント。