北海道・苫小牧市のホッキ貝について。苫小牧では夏と冬の2回に分けて漁を行う。今回は山下博史さんの今年度初の漁に同行した。ホッキ貝は砂地に生息しているため、水流を使って掘り起こすという。ホッキ貝は殻が破損するとすぐに傷んでしまうので、殻が傷つかないようになるべく優しい水流で掘り起こしているという。獲れたホッキ貝はすぐに選別し、9cm未満の貝は海にリリース。その後貝の入ったカゴを囲いで覆い、貝が凍らないように寒さから守る。そして港に戻ったら2~3日かけて砂出しを行い、生きたまま出荷するという。山下さんは「ホッキ貝の知名度が上がってもっとみんなに食べてもらいたい」などと話した。