英国で4日、総選挙が行われ、先ほど投票が締め切られた。最大野党の労働党が圧勝し、14年ぶりの政権交代となる見通し。英国・ロンドンから中継で伝える。1分ほど前に投票が締め切られたばかりだが、英国のBBCは先ほどから出口調査の結果を伝えている。それによると、労働党が410議席を獲得する見込みで、14年ぶりの政権交代を確実にしている。一方、与党・保守党は131議席にとどまり、大敗を喫する見通し。英国では4日、650人の下院議員を選ぶ総選挙の投票が行われた。労働党は保守党政権の間のスキャンダルなどを批判した上で、生活に苦しむ国民向けの支援策を打ち出し、「変革を起こす」とアピールして選挙戦を優位に進めてきた。事前の調査で、労働党はブレア元首相が1997年に圧勝した際の議席を大きく上回り、労働党史上最多議席を獲得する予測が出る一方、保守党は1834年の結党以来、最低の議席数となる予測が出ている。さらに、複数の主要閣僚やスナク首相自身も当落線上の危機だと報じられていて、現職の首相が落選すれば、英国史上初めてのこととなる。現在、開票作業が続けられていて、日本時間のきょう昼過ぎには大勢が判明する見通し。