自民党総裁選挙は告示まで1週間。出馬表明した茂木幹事長の発言が波紋を広げている。岸田総理と面会した自民党議員によると、岸田総理は茂木幹事長の会見の内容を聞き「あれは何なんだ」と怒っていたという。茂木幹事長は岸田政権が掲げた防衛増税などの方針を見直す考えを打ち出した。関係者によると、茂木氏本人は「感情論に過ぎない。こちらは財源も含めて政策論争をしましょうというスタンスだ」などと話していて、きょう午後、政策発表の予定。きょうは河野デジタル大臣も午後に政策発表を行う。河野氏はSNSなどを通じて被選挙権の引き下げや現役世代の保険料負担の引き下げなどを打ち出していて、周囲に対しては「総裁選では徹底的に政策の議論をしたい」と自信をのぞかせている。
立憲民主党の代表選を巡り、野田元総理もきょう午後、政策を発表する。総理大臣時代に打ち出した経済対策、分厚い中間層の復活のほか、政治改革などを訴える予定。代表選の告示があさってに迫る中、馬淵澄夫衆院議員が立候補を見送ることを表明し、このほか現職の泉代表や江田憲司衆院議員、吉田晴美衆院議員は推薦人の確保に向けぎりぎりの取り組みを続けている。
立憲民主党の代表選を巡り、野田元総理もきょう午後、政策を発表する。総理大臣時代に打ち出した経済対策、分厚い中間層の復活のほか、政治改革などを訴える予定。代表選の告示があさってに迫る中、馬淵澄夫衆院議員が立候補を見送ることを表明し、このほか現職の泉代表や江田憲司衆院議員、吉田晴美衆院議員は推薦人の確保に向けぎりぎりの取り組みを続けている。