自民党総裁選挙は告示を5日後に控えている。地方創生をテーマに鹿児島で講演した石破元幹事長は「大臣ではできないことがあってそれをやるために内閣総理大臣になる」と訴えた。女性のITエンジニアの育成に取り組んでいる企業を訪れた加藤元官房長官は「男女間の賃金格差を確実に縮めていくことができる」と話した。街頭演説を行った小泉進次郎氏は「変わるために必要なのは圧倒的なスピードで改革を推し進められるリーダーを選ぶこと」「業界団体や既得権益が認める範囲内でしか政策や改革が進められない自民党を変えていく」と訴えた。薬局を訪れ薬剤師から医薬品の在庫が不足している現状などについて話を聞いた河野デジタル大臣は「AIを使った創薬技術のようなものも進展しているので次のパンデミックに備えられるよう技術力を高めていかなければいけない」と話した。地域活性化策を総裁選挙の公約に盛り込む考えを示した小林鷹之氏は「地方の皆さんの思いに応えていきたい」と話した。渋谷区のリハビリ専門病院を視察した林官房長官は、マイナ保険証について「まだ国民の間にいろいろな不安がある」「それを払拭してみなさんが納得のうえでスムーズに移行してもらえるための必要な検討をしたい」と話した。支援者らが参加した総決起大会に出席した茂木幹事長は「増税ゼロの政策推進をしっかり進めていきたい」「古い財務省の考え方を転換する」と訴えた。