きょう召集される臨時国会では、衆参両院の本会議で首相指名選挙が行われる。衆参ともに過半数を得る人がいなければ、上位2人による決選投票が実施されるが、自民党に加え日本維新の会が高市総裁に投票する方針で、高市総裁が女性初となる第104代内閣総理大臣に指名される見通し。高市総裁はその後組閣本部を設置し、新内閣を発足させる予定。高市総裁は、官房長官に木原稔前防衛相を起用する方針であるほか、茂木元幹事長を外相、小泉農水相を防衛相、林官房長官を総務相に起用する方向で調整している。女性閣僚としては、片山さつき議員や松島みどり議員らの名前があがっていて、過去最多の5人以上を起用したい考え。また、新たに外国人政策を担当する閣僚を置く方針。高市総裁は組閣のあと、皇居での親任式と認証式を経て夜には記者会見を行い、新政権の基本方針などを説明する考え。
