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「茂木貞夫さん」 のテレビ露出情報

水戸市在住の被爆者を題材にした紙芝居を子どもたちの手でアニメ化する取り組みが行われた。プログラミングソフトを使って紙芝居のアニメ化に挑む。題材となったのは水戸市在住の被爆者・茂木貞夫さんの物語。描かれているのは少年時代に突如起こった被爆体験や友人の市、晩年行っていた語り部活動の思いなど。企画したのは朗読家の見澤淑恵さんで、茨城県内を中心に戦争と平和をテーマに朗読活動を続けている。見澤さんが茂木さんの紙芝居に出会ったのは8年前で茨城大学の学生から声がかかったのがきっかけだった。見澤さんは各地で上演を行ってきたが若い世代には届けきれていないと感じていた。そこで思いついたのがパソコンを使って新たな紙芝居を作ることだった。紙芝居をパソコンに取り込んでアニメ化を準備、子どもたちが場面を選んで画面の大きさや動くスピードをセリフに合わせて調整する。中学2年生の大髙綾悟さんはプログラミングのスキルを活かせるとプロジェクトに応募、戦争への関心はあまり高くなかった。しかし紙芝居のアニメ化を続ける中で戦争の情景を描くことで登場人物の気持ちを想像できる用になったという。プロジェクトの最終日、朗読する高校生も参加してアニメのお披露目が行われる。見澤さんは、すぐに戦争や平和を伝えることには結びつかないと思うが、自分の興味で何かできると感じてくれたのであればやりがいがあると話した。今回アニメ化したのは紙芝居全体の10分の1ほどとのことで、今後も作業を進め朗読を入れたDVDを茨城県内の学校に配布することを目指しているという。

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