人手不足が課題となっているバスの運転手の確保につなげようと、茨城県那珂市でバスの運転を体験できるイベントが開かれた。このイベントは水戸市のバス会社が運転手の採用につなげようと初めて開き、バスを運転する免許を持たない人を含む20代から60代までの11人が集まった。参加者たちは実際に運行しているオートマチックの路線バスに乗り込み、指導役が付き添って1人ずつ運転を体験した。また、ドアを開け閉めする操作なども教わった。このバス会社は運転手が新型コロナの感染拡大前と比べておよそ15%減っていて、ことし4月から時間外労働の規制が強化され、運転手不足が深刻になっているという。