人口14億にのぼるインドでは大学を卒業しても、国内への就職先が十分ではない。大卒者の失業率は約28%にのぼる(2023年)。そこで、茨城県ではインドの高度人材獲得を積極的に推進している。自動車部品・電子部品などの製造を手掛ける日東電気では2人のインド人を新入社員として採用。ともに有名私立大の理系学部を卒業していて、アニメ好きの一面がある。語学アプリを駆使し、日本語を習得したという。研修初日、油にまみれたアルミの加工屑を目にし、身近な薬品を使って油を取り除いて見せた。同社は語学に問題があると仕事に支障を来すとして、内定を出したインドの学生には来日前、語学学習をしてもらう費用も支援している。
宗教上の理由から、インド人の2人は野菜中心の食事をとっている。そこで、自由に野菜を栽培して貰おうと無料の畑をもうけることにし、工場長自らがトラクターを運転した。来日して2ヶ月、2人は製造業の先端技術を学んでいる。アミシャさんは「技術開発者として働きたい」と語った。長岡技術科学大学の宮下教授は子育て環境、生活面での安全性の観点から日本に価値を見いだす人もいるという。
宗教上の理由から、インド人の2人は野菜中心の食事をとっている。そこで、自由に野菜を栽培して貰おうと無料の畑をもうけることにし、工場長自らがトラクターを運転した。来日して2ヶ月、2人は製造業の先端技術を学んでいる。アミシャさんは「技術開発者として働きたい」と語った。長岡技術科学大学の宮下教授は子育て環境、生活面での安全性の観点から日本に価値を見いだす人もいるという。