埼玉・草加市のそうか公園で子どもたちの人気を集めている紙芝居がある。披露しているのは地域のボランティア。benbenさんの紙芝居の最大の魅力は、子供を巻き込む参加型の演出。アドリブのせりふで子供たちと紙芝居をつくりあげる。草加でbenbenさんが紙芝居を始めて3年。ほとんどがオリジナル作品。鍵っ子だったbenbenさんの楽しみだったのが、公園に来た紙芝居だった。子供たちに、地域を知りその思いを深めてもらいたいと考え、地域を題材にしたものが多い。benbenさんは「地元のことを考えて盛り上げつつ、人のぬくもりが生でリアルに感じられる。子どもたちの大切な場所づくりを続けていきたいと思う。あえて令和に紙芝居」と話す。