東京・羽田空港でボクシング元世界チャンピオン・内藤大助さんが交通安全を呼びかけた。内藤さんは警視庁東京空港署の一日警察署長に任命され、飲酒後の視界を体験できるゴーグルを着用しミット打ちを披露。誤って警察官を倒してしまい、飲酒後はいつもと視界が大きく変わるため車や自転車の運転は絶対にしないよう呼びかけた。警視庁によるとことし都内で交通事故で死亡した人は142人で去年同時期比15人増えている。東京空港署・荒川明弘署長は「横断歩道を渡る際は信号が青でもよく左右を確認して交通事故と無縁な年末年始を過ごしてもらいたい」と話した。