まだ力士たちが寝ている朝6:30。厨房に現れたのはスキンヘッドのいかつい男。まずはネギを手際よく切り始めた。この人が凄腕ちゃんこ長の内海光さん(36歳)。現役時代は荒獅子という四股名で序二段優勝など奮闘した元力士。朝一番から下準備でまずは30分間ひたすら刻みまくる。都会のど真ん中ということもあって厨房は約3畳と激せま。朝7:30、稽古スタート。この日は激しいぶつかり稽古で汗を流す。3時間後に絶品の食欲アップ飯を振る舞う。1品目は、力士たちに一番人気のちゃんこ鍋。序二段の飛騨野は、ちゃんこがおいしいから食べていたら(体重)増えていったというのもある、40kg以上増えたと話していた。まず大量の鶏ガラを鍋に入れる。鶏ひき肉にネギとショウガ、卵黄、味噌、塩、こしょうを入れて豪快に粘り気が出るまで混ぜ合わせる