3年前、当時の菅総理が日本学術会議の会員の任命を拒否して注目された。日本学術会議の在り方を見直す政府の有識者懇談会が29日に初会合を開いた。今回は、学術会議を国の組織から切り離すかが議論の中心で、任命拒否の理由など言及しない方針。日本学術会議側は一貫して「開かれた議論の場を作る」ということを言っているが、なかなか政府が開いてくれないという状況があるという。第三者機関を作るとあるが、国策に流用するための組織に成り下がる可能性があるという。民間法人にする案自体は、研究者側は構わないという。だが、国民側がそれでいいのかといことを考えなくてはならないという。