自民党の派閥の裏金問題に関する衆議院の政治倫理審査会。先ほど、いわゆる安倍派5人衆の1人、自民党・萩生田光一元政調会長が出席した。不記載2728万円・萩生田光一元政調会長のコメント「このたびの問題により、国民の皆さまに多大な疑念を抱かせ、政治不信を招きましたことについて、この機会に改めて深くお詫びを申し上げます」。パーティー券収入のキックバックを知っていたのか知らなかったのかについて、萩生田氏は「今回の問題では、報道等で取り上げられた後に、事務所担当者より収支報告書に記載されていない還付金が存在するとの報告を受け、初めて認識しました」と述べ、その上で「具体的な管理については事務所の担当者に一任していた」と話した。5人衆として旧安倍派の中心メンバーだった萩生田氏はキックバックの仕組みについて、2003年の衆議院初当選時に派閥から説明を受けたと明かした。2004年にキックバック分は収支報告書に記載しない取り決めがあると説明があったと述べた。その一方で「令和4年7月に安倍会長がご逝去されたのち、会長不在が続いておりましたが、令和5年8月末の新体制発足に伴い、15名の常任幹事の一人として初めて清和研の役員に就任いたしました。私は(資金管理に関する)そのような協議に参加する立場になかったのであり、事実上の相談を受けたこともありません。私が安倍派5人衆の中心人物かのように報道されたことは事実でありまして、ただ残念ながらそういう立場ではなかったと」と述べた。