サッカー漫画の金字塔とされる「キャプテン翼」。単行本の累計発行部数は国内外で9000万部以上。アニメは50以上の国・地域で放映されるなど連載開始から40年経った今も根強い人気がある。翼君たちが育った地域のモデルとなった作品の聖地・葛飾区には「キャプテン翼」に魅了された外国人も大勢訪れている。作者・高橋陽一さんが銭湯のペンキ絵に挑戦したきっかけは小さい頃によく通った思い出の銭湯が3月に廃業したこと。高橋さんがオーナーを務めるサッカークラブで町おこしの取り組みとして銭湯のペンキ絵の制作が持ち上がった。構想から約2か月、主人公・翼君が代名詞のオーバーヘッドキックを決める姿が完成。