自転車に乗りながらスマホを使用するながらスマホや酒気帯び運転など、来月から危ない自転車の運転の罰則が強化される。大阪・豊中市で停車中の車の後方カメラが捉えたのは1台の自転車。映像をよく見ると、車に衝突する直前自転車の運転手は両手でスマホを操作しているのが分かる。警察庁によると、去年、ながらスマホなどを含む自転車事故の件数は交通事故全体の2割を超えるなど年々増加している。こうした中、来月1日から道路交通法が改正され自転車利用者の違反に対する罰則が強化される。走行中の車のドライブレコーダーが捉えた映像では画面右側から来た自転車が何度もスマホの画面を見ながら片手運転しているのが分かる。こうした、ながらスマホは6か月以下の懲役または10万円以下の罰金。事故を起こすなど交通の危険を生じさせた場合は1年以下の懲役、または30万円以下の罰金となる。街で様子を見ると、横断歩道を走行する際にもスマホを見続けるなどながらスマホをする人たちの姿が、名古屋市でもスマホを触りながら運転する人がいて、指摘すると「ついメールを見てしまった」と話していた。今回の罰則の強化に関して自転車利用者に聞いてみると「しかたがない・自転車にスマホスタンドをつけていたがもう取り外そうと思っている」と話していた。また、自転車の酒気帯び運転についても来月から3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。ちょっとの油断が大事故につながる自転車走行、注意が必要となる。