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「蔦屋重三郎」 のテレビ露出情報

楊洲周延は明治を描き尽くした絵師。天保9年、越後高田藩の江戸詰藩士のもとに生まれ、幼少期は狩野派を学び、その後浮世絵に転向。歌川国芳や豊原国周に師事して腕を磨いた。しかし、戊辰戦争が始まると、高田藩出身の周延も旧幕府軍として参戦。箱館戦争で深手を負って撤退。終戦後はしばらく謹慎生活が続いたが、明治4年に許されると絵師としての活動を再開。西郷隆盛が明治政府に反旗を翻した西南戦争の錦絵は戦場から届く速報のみを頼りに描いたにも関わらず、戊辰戦争での実践経験がいき、真に迫った傑作と称賛された。さらに文明開化によって様変わりした町並みや、庶民の憧れの的となった洋装の貴婦人など新たな世相を色鮮やかに描き、名声を確固たるものとした。「帝国万歳憲法発布略図」は明治という時代を切り取った作品。印刷技術の向上に伴って、浮世絵が衰退していくなか、大正元年に亡くなるまで精力的に作品を手書き続けた周延は最後の浮世絵師とも称されている。お宝は楊洲周延の浮世絵30点をつなぎ合わせた絵巻物。全て明治時代に描かれたもので、どれも大判の錦絵が3枚1組となって一つの作品となっている。いくつかのシリーズが順不同で並べられていて、最多の21点を占めるのが、周延の人気シリーズの一つ千代田之大奥。「千代田」とは江戸城のことで、城内の大奥の様子が色鮮やかに描かれている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年11月2日放送 20:00 - 20:45 NHK総合
べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~紀行
蔦重と歌麿が組んだ美人画の中でもとりわけ評判を呼んだ「江戸三美人」。特に難波屋おきたと高島屋おひさを描いた浮世絵は数多く残されている。おきたは難波屋という水茶屋の看板娘だった。難波屋は現在の浅草寺の二天門のそばにあったといわれている。店はおきたを見に来る客で賑わった。一方、おひさは高島屋という煎餅屋の娘。当時17歳のおひさは、愛嬌溢れる姿に注目が集まったとい[…続きを読む]

2025年11月1日放送 17:17 - 17:22 NHK総合
べらぼうナビかわら版(べらぼうナビかわら版)
「大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の世界観を解説。このころ人気だったのが「錦絵」。活躍した絵師の1人が北尾重政。美人画を得意とした。門下には山東京伝、鍬形けい斎などがいた。勝川春章は役者絵の名手。門弟には勝川春朗(後の葛飾北斎)。喜多川歌麿は妖怪がで有名な鳥山石燕から学んだ絵師。その後、江戸で評判の美人たちを描き大ブレイク。上半身や顔を大きく描くスタ[…続きを読む]

2025年9月3日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングGOOD!いちおし
蔦屋重三郎が次にタッグを組んだのは喜多川歌麿。当世踊子揃石橋を紹介。蔦重と歌麿は大首絵を開発。当時の美人画は全身像が一般的だった。他とは違う女性の内面の表現で新たな時代を開いた。歌麿の大首絵が大ヒットしたことで、美人大首絵ブームが巻き起こった。ところが蔦重と歌麿の関係は疎遠になっていった。

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