藍住町役場の敷地内に「藍住町交番」が完成した。町内にある2つの交番を統合してできた警察官の数が最も多い県内で最大級の交番で、町の関係者を招いてきょう行われた開所式では、初代交番所長になる阿満義弘警部補が「一致団結して地域の安全と平穏を確保する」と決意を述べた。建物は2階建てで屋根に太陽光パネルが取り付けられ、蓄電池を活用することで建物で使われるエネルギーの消費量を実質的にゼロに抑える環境配慮型の交番となっている。県内の人口減少が進むなか藍住町は徳島市や鳴門市のベッドタウンとして人口が増加していて、交番の統合により現場で対応できる警察官の数を増やすねらいがある。交番の運用は来月1日から始まる予定。