聴竹居の縁側は全長10mほどのガラス窓がある縁側。目に付くのが上の部分にすりガラスが設けられていること。聴竹居ではすりガラスは軒を隠すための役割をしている。座った位置で隠れるように設計してあり、風通しもできる。また藤井はこのすりガラスの窓の景色を一幅の絵画のように切り取る効果も狙った。聴竹居から少し下った斜面には、こじんまりとし茶実の下閑室がある。藤井はここで客人を招き、茶を立て、自らデザインした茶器で至福のひとときを楽しんだという。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.