藤井聡太についてレジェンド棋士が証言。歴代3人しか達成していない年間勝率8割超えと60勝以上を同時達成した木村一基は2020年の王位戦で藤井とタイトルを争った。通常であれば展開が読みやすい手で封じるのがセオリーだが、藤井は勝敗を左右する可能性がある手を封じ手に選んだ。藤井の指し手は2択。誰も選択しない手をAIは最善手と示しており、藤井はそれを選んだ。なぜその手を選んだのか、木村は「8七同飛成で私の手が一時脆くなる。そこを上手く突くことができれば攻めも続けることができるし、自分のペースで進めることができる。たぶんそういう判断をしたんだと思う」などと話した。木村は藤井の強さについて「才能がある上に努力を続けているというところ」などと話した。