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「藤原不比等」 のテレビ露出情報

日本語の歴史や文献に詳しい山口謠司・平成国際大学学術顧問(専門は日本語の歴史や文献学、書誌学)が、「名前の読み方」について3分授業。今年5月、これまで漢字表記だけだった戸籍に、新しくフリガナが記載されることになる。さらに“キラキラネーム”など名前が多様化する中で、記載が認められる名前について法務省は指針を発表した。例えば「太郎」と書いて「ジョージ」と読むのはNG、「高」と書いて「ヒクシ」と読むのもNG。ただ、「桜良」と書いて「サラ」と読んだり、「彩夢」と書いて「ユメ」と読むのはOKで、漢字に関連性があるものは認められる。このような“キラキラネーム”は奈良時代からあった。例えば鎌倉時代の「徒然草」の作者・吉田兼好は「人の名も 目なれぬ文字を付かんする 益なき事なり」と言っていた。これは現代語に訳すと「人の名前も見慣れないような珍しい漢字を付けるのがはやっている。つまらないことだ」となる。過去の人物にも“キラキラネーム”を付けた人がいた。例えば織田信長の長男「奇妙丸(きみょうまる)」で、元服して「信忠(のぶただ)」となり家督を継いだ。他にも奈良時代に活躍した「藤原不比等(ふひと)」で、藤原氏の繁栄の祖となった。人と違う名前を付けたがるのは、親の大切な気持ちが込められている一面もある。しかし、自分の子供が大人になってから名前をそのまま使っていくということを考えて、親は名前をつけた方がいいのかもしれない。山口謠司先生の「謠」の漢字は旧字体だが、読めない人もいるのでフリガナが付くのは、ありがたい事。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年7月27日放送 20:00 - 21:54 テレビ朝日
謎解き!伝説のミステリー(平安時代に隠された7つの謎)
最初の謎は「なぜ紫式部は出世できた?」。紫式部は貴族の家に生まれたが位は下の方で無名だった。太田、間瀬、藤井は紫式部の自宅があったことが明らかになった廬山寺を訪れた。紫式部は幼少期、弟よりも先に漢学をマスター。貴族の女性は裕福な貴族と結婚して子どもを生むのが一般的だったが、夫が亡くなったのをきっかけに源氏物語を書いた。近所に住んでいた藤原道長が噂を聞きつけ、[…続きを読む]

2024年5月8日放送 22:00 - 22:45 NHK総合
歴史探偵(歴史探偵)
藤原氏の繁栄は奈良時代の政治家、藤原不比等から始まったといい、中臣鎌足の息子にあたる。平城京の京都作りを主導したのが藤原不比等。

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