一刻を争う心筋梗塞は早く治療を受けることが命を守る鍵となる。生還者は対処していたおかげでいち早く病院へ行くことができた。沼田さんは調子が悪くなって上司に電話を入れて「仕事も継続できない」と話したら「救急車呼びます」と言って呼んでもらったという。その後、病院でカテーテル治療を受けて一命を取り留めた。女性は長男と同居していて状態を言って近くにいる次男が飛んで来てくれて家の車で病院まで連れて行ってくれたという。女性が心筋梗塞を発症した時の心臓の血管画像。冠動脈の1本が完全に閉塞していたが、狭くなった血管を広げる治療を受け、血液の流れが再び戻り、発症に早く気付き迅速に治療を受けたことで10日後には退院。藤原さんは一旦症状が治まってまぁいいやと思っていたが妻が主治医に電話してと言うので電話したらすぐ来るよう指示があったという。身近な人に伝えることで皆さん九死に一生を得ていた。