レスリング女子53キロ級決勝に登場した中学2年の秋から公式戦136連勝中、20歳の藤波朱理。シューイチは去年、中山秀征が藤波選手を取材。藤波がレスリングを始めた4歳から見てきたのが、元選手の父・俊一。ソウル五輪日本代表候補の経験をもとにずっとそばで指導。二人三脚でここまで来た。おととい・レスリング女子53キロ級決勝:藤波朱理とLジェペスグスマン対戦。10−0で藤波が勝利。公式戦の連勝記録を137に伸ばし、親子で悲願の金メダルを獲得。藤波選手は「本当にぶつかり合うことだったりとか、けんかすることも本当に多かっただが、やっぱり父がいなかったらここにはいないと思う。本当に一番、感謝したい存在」、父・俊一さんは「感謝してる。オリンピックまで連れてきてもらって、金メダルまでとれて」とコメント。