ことし9月、コスタリカのランケスター植物園と日本の小石川植物園の間で学術協定が締結された。コスタリカは九州と四国を合わせたほどの面積で、国土の4分の1が国立公園や自然保護区となっていて、世界の動植物の6%の種類の動植物が共生しているそう。ランケスター植物園では日本では観察できない特有の植物を多く発見していて、世界的にも高い評価を受けている。小石川植物園との共通点が日本庭園で、2007年に日本の援助を受けて整備されたそう。またランケスター植物園は貴重な蘭のコレクションを誇り、コスタリカでは1500種類以上が確認されているとのこと。小石川植物園は今後コスタリカでの学会への参加や両国の蘭を交換して育てることなどを予定しているとのこと。