政治部の清水さんは岸田総理の発言のポイントについて「岸田総理は冒頭に発言する機会があったが、一連の問題について国民の疑念を招き政治不信を深刻化しているとして改めて陳謝した。そのうえで引き続き関係議員などに説明責任を果たすことを党として促していくことも強調した。そのほか、政治資金規正法の改正については3つポイントをあげた。1つは責任の強化として一定の悪質な場合に会計責任者だけでなく政治家本人も責任を負う法律改正を行うこと。2つ目は外部の監視の目を強化するとして政治団体に対する監査について対象範囲を拡大するための法改正をあげた。3つ目は収支報告書のオンライン提出の促進や銀行振込の推進に向けた法改正も行うことを指示していると明らかにした。岸田総理は法律上の責任はなくても政治家としての道義的な責任はあると思うと発言していた。そのうえで関係者の説明責任の果たし方や事実に即して党として処分をはじめとする責任のとり方は議論し判断していくと話した。立憲民主党の野田元総理とのやり取りの中で、岸田総理個人の政治資金パーティーについて総理大臣在任中にやることはないと示した。そのうえで岸田総理自身が政治改革・党改革を先頭に立って進めていくと強調した。岸田総理の出席を受けて安倍派とニ階派の5人のうちの総長経験者が出席する予定。きょうはこのあとニ階派で事務総長をつとめた武田元総務大臣が出席する。明日は安倍派で事務総長をつとめた4人が出席することになっている。」などと伝えた。