石破総理の記者会見。経済政策について「日本経済はデフレを脱却するかどうかの瀬戸際にいるという認識を持っている。賃上げと投資がけん引する成長型経済を実現するため岸田政権で進めてきた成長戦略を着実に引き継いでいく」とした。また、石破総理は経済政策の全体像について、デフレ脱却最優先の経済財政運営を行っていくとして、第一歩として物価高で苦しむ人たちの支援するための経済対策の検討を指示すると表明。また、低所得者世帯向けの給付金なども緊急対策として取り組む姿勢を示した。最低賃金については、2020年代に全国平均1500円の引き上げを目指すと述べている。会見では、市場が懸念していた金融所得課税への特に言及はなく、市場を安心させようという姿勢がみられた。