自民党の派閥の裏金問題が発覚してから初めての大型国政選挙で、政治の信頼回復に向けた取り組みが大きな争点となる。ANN世論調査による「投票で最も重視する政策」では「景気物価高対策」63%、「年金社会保障制度」44%、「教育子育て支援」37%、「外交安全保障」35%、「政治とカネ」22%。与野党は小選挙区と比例代表合わせて衆議院の定数465議席を争う。自民党・石破茂総裁は勝敗ラインを与党で過半数の233議席と位置づける。野党側は「政権交代こそ最大の政治改革」として与党を過半数割れに追い込みたい考え。投開票日に27日に向けて激しい熱戦が繰り広げられる。