第50回衆議院選挙が公示され、12日間の選挙戦が始まった。1344人が立候補していて、女性候補者は314人と過去最多となっている。与党は政権復帰した2012年以降、衆議院で過半数を維持してきたが、政治・カネをめぐる問題で自民党に対する批判が根強い。野党側は与党を過半数割れに追い込む好機と捉えているが、野党間の選挙協力は進まず、共倒れの可能性があるという。また、一票の格差を是正するため、区割りが変更されたが、候補者からすれば有権者にどう訴えを届けるのか問われることになる。選挙結果で政治が混乱するのか、緊張感をもたらすのか。日本の政治の転換点になる可能性を秘めているという。