政治部・小嶋章史キャップがスタジオで解説:野党側は選挙戦の最終盤どう臨んでいる?「政治とカネの問題に加えて、自民党が2000万円を支給したことを追い風としたい考え。野党各党の党首も一斉に批判。一方で“自民党は組織力で粘り強くやってくる油断は禁物だ”という警戒感もある。今回の選挙、与野党一騎打ちの選挙区が全体の1割余で、9割の選挙区では野党候補が、野党どうしで競合。今回の選挙は野党の中でも明暗が分かれるような結果になることも予想される。野党各党は与党を過半数割れに追い込むために、それぞれが目標とする議席の確保や勢力の拡大に向けて、ぎりぎりまで支持を呼びかけることにしている」。12日間の選挙戦はあすが最終日。政治とカネの問題を受けた政治改革の在り方や物価高対策などを争点に、各党の論戦が交わされてきた。政権をかけた一大決戦、あさって、いよいよ有権者の選択が示されることになる。