三菱UFJ信託銀行NY・横田裕矢の解説。ドル円予想レンジは158.10円~159.00円。注目ポイントは衆議院選挙。ドル円相場は衆議院解散報道による円安の動きも一服し介入警戒感が円安進行を抑えている。早期解散観測をめぐり、高市トレードへの思惑が再び高まっている。「1月23日に衆院解散、2月8日投開票を軸に調整」との報道もあり、短期的な円相場は選挙動向に左右されそう。過去の衆院選と円相場の動向を比較(2005年9月小泉政権、2012年12月安倍政権、2026年2月高市政権)。与党自民党が大勝した場合は円安に振れやすい。自民党の議席数とドル円相場の見通し(26年2月選挙結果):絶対安定多数(261議席以上)の場合、初動見通しは160円突破、162円試す。過半数(233以上)の場合は160円を試す、過半数割れ(233未満)の場合は円高。円安進行が利上げ時期を早める可能性について。高市政権誕生による円安進行は2025年12月の利上げに影響を与えたように、円安進行による物価上昇のインパクトは日銀の利上げペースを早める材料となり得る。当面、ドル円は底堅い推移が続くと予想している。
