土曜日の審議で2024年度の予算案を衆議院を通過したが、自民党の派閥による裏金問題の追求は舞台を参議院に移して続いていた。辻本氏は「政倫審の焦点の1つは安倍元総理の死後いつ誰が裏金を再開したかで西村議員と塩谷議員の発言が食い違っている」などとコメント。岸田総理は「発言の食い違いは判断する事は出来ないが国民の関心事として説明が行われる事が期待されている」などと話している。辻本氏は「総理が官邸に呼んで聞けば良いだけの話じゃないですか?」の質問に対し、岸田総理は「実態把握に向けて党として対応を考える」「幹部で判断をし最終的には総裁である私が判断する」などと語っている。裏金問題は参議院で別の疑惑があった。石橋氏は「安倍派は参議院議員について選挙年に全額キックバックと中抜きを許していたという報道があります」などと質問。岸田総理は「安倍派の資金の動きについては聞き取り調査の中で様々な発言を承知している」などと応えている。石橋氏は「選挙年に全額中抜きキックバックしたら相当な額になる。そのお金が選挙に使われていたら公職選挙法違反にもなる」などと話している。野党側は参議院でも政倫審の開催を要求しており収支報告書に不記載があった議員32人全員の出席を求めている。辻本氏は「22年前秘書給与問題で議員辞職したが議員辞職しても参考人招致に応じろと私を引きずり出したのは自民党だった。参考人招致から逃げなかったから復帰できた」などと話している。