衆議院議員の定数削減をめぐり、国民民主党は自民党の実務者が提示した比例で31議席を削減する案に賛成する方針を決めた。国民民主が31議席削減案に賛成を決めたことで、膠着していた議員定数削減の議論は大きく動き出すことになる。国民民主党はけさ開いた会議で、党として主張していた比例19議席削減ではなく、自民党の実務者が提示した31議席削減案に賛成する方針を決めた。党として求めていた異なる政党が同じ比例名簿に候補者をまとめる「統一名簿方式」や比例代表のブロックの統合などが、自民党側に受け入れられたことを踏まえた対応。一方、「45議席削減」を主張してきた日本維新の会の複数の幹部もけさ、31議席削減案に賛成せざるを得ないとの認識を示した。このあと開く党の役員会で、この方針を確認する方向。自民党の村井国会対策委員長は、いまの臨時国会で31議席削減案をベースとした法案を提出し、成立を目指す考えを示している。このあとの政党間協議で国民民主と維新が賛成となれば、定数削減法案の成立に向けて大きく前進することになる。
