建物火災の原因に配線器具が入っている。この時期は配線器具の火災の危険が高まる。去年、茨城県行方市の住宅で起きた火事ではこたつを繋いでいたコンセント付近が激しく燃えていたことが分かっている。NITEによると電源タップなどの配線器具の火災事故は増加傾向にある。去年は5年前に比べ2倍になっているとして注意を呼びかけている。原因の多くは劣化による発火となっている。配線器具には寿命があり、ホームセンターでは使用から3~5年での買い替えを推奨している。買い替えのチェックポイントは異常に熱くなっている、コードを動かすと使用中の器具がついたり消えたりする、ヒビや電源プラグの刃が曲がっている、焦げなどで茶色く変色しているだという。このような状態が見られる場合はただちに使用を止め交換をする必要があるという。消費電力が超過すると発火する可能性があるためブレーカー付きのものにすると火災防止につながる。