1年間に転倒などが原因の死亡事故が1万1569人と、交通事故死の3倍以上となっている。主な原因は加齢による機能低下、病気の影響、運動不足が挙げられる。目の機能低下による不慮の事故もあるとし、目と脳と体は密接な関係があり目の筋力が衰えると見えにくくなり思考や体の動きにも出て、認知症の始まりとも言われている。
目が情報を捉えているか知るため、間違い探しを行った。間違いは1ヶ所で、制限時間は3秒。全体が見えているかのチェックで、広く見えていないと車を運転している時に周りの動きが見えなくなることが起こり得るという。
視野を広げるトレーニングを行う。2つのお手玉を両手で持って肩幅より広げて手を伸ばし、目線は真っ直ぐで同時に投げて同時に取る。2～5回がオススメ。広げると難しくなり、最初は狭くてもいいので確実にキャッチできるところからスタートしてだんだん伸ばしていくといいという。周辺を意識し見る習慣をつけることで、徐々に視界が広がりけがの防止につながる。
目のストレッチで体のバランスがよくなり、運動機能アップや転倒防止につながる。