ナスDが海賊とお宝についての知識を紹介。日本に眠るお宝伝説として有名なのが海賊キャプテンキッドの隠し財宝で、この財宝が隠されていると噂になった場所は鹿児島県トカラ列島の宝島だった。昭和12年の日本の外務省に一通の奇妙な封書が届いた事から始まり差出人は自らを探偵と称するアメリカ人だという。内容は日本政府に対し海賊キャプテンキッドに関する宝探しを依頼する物で財宝が見つかれば折半したいと見慣れぬ島が描かれた地図が同封されていた。キャプテンキッドとは17世紀に世界の海を荒らし回った海賊として有名だが彼が集めた莫大な財宝の一部で当時の値段1億ドルと約100億円相当が日本の南西諸島の何処かに隠されていた。政府はこんな話に応じる事は無かったがこの件を新聞が報じた事で大きな話題になり、宝の地図に描かれた島が鹿児島県トカラ列島の宝島と島の形や細かな地形などが酷似している事が判明。宝島にはキッドが生きた同時期に外国の海賊が財宝を隠して去ったという言い伝えが残っていた。キッド自身も東シナ海に進出していた話もあり一連の話は信憑性を帯びる事態になっていた。この騒ぎをキッカケに島には多くの人々が一攫千金を求め宝探しに訪れたがキッドの財宝らしき物は何1つ発見されなかった。人間の目は急に明るい場所から暗い場所に行くと一定の時間で目が眩んで見えなくなっていた。海賊達は普段から眼帯で片方の目を真っ暗な状態にし急に暗い所に入ったら眼帯をする目を逆にし対応出来るようにしていた。こうして夜間に相手の船を襲撃する時などに海賊はつけている眼帯を役立てていたという。