兵庫県西宮市の西宮神社で行われる開門神事「福男選び」は、毎年1月10日の午前6時に表大門が開かれ、230mを走り参りする。1325人の参加者は、レース前に体をしっかりうごかし準備しながらその時を待っていた。午前6時に門が開き一斉にスタートし、ゴール目前のカーブで1人転倒をし、3人が僅差でゴール。今年の一番福となったのは大学1年生の高谷望巳さん。陸上部に所属していて、100m走が11秒29だという。二番福の方は元野球部の公務員山下慎之介さん、三番福になったのはアメフト部の多田龍平さん。高谷さんは「みんなを楽しませてあげられるような1年にしたい」などと語った。山下さんは「被災されてる石川の方々にも福が届くといいなと願っております」などと語った。福男効果について、去年の福男だった植本さんの場合、始球式のオファーがきて、プロ野球選手からバットをもらったり、ファンだった阪神が優勝したりしたという。
住所: 兵庫県西宮市社家町1-17