撮り鉄と呼ばれる鉄道ファンに対応して列車の安全な運行に貢献したとして、沿線の人たちにJRから感謝状が贈られた。感謝状が贈られたのは鳥取県日野町の自治会や住民、地元住民の有志を中心する団体など。国鉄時代に製造された旧型車両の特急「やくも」が今月定期運行を終えることになり、その姿をカメラに収めようとやってきた「撮り鉄」と呼ばれる鉄道ファンを受け入れるという活動を行った。沿線には「撮り鉄」が大勢訪れ、一部のファンのマナーが問題になった。そこで「撮り鉄」専用の臨時駐車場の土地を無償で貸し出したり、田んぼや畑に立ち入らないように呼びかける看板を手作りして、列車の安全な運行に貢献したという。