長崎・西海市の森川放牧畜産。以前は雲仙市で繁殖農家を営んでいた森川さんは、6年前に西海市に移住。現在は牛の放牧に取り組んでいる。こちらの10年ほど放置されていた耕作放棄地は、広さ約3ヘクタール。今耕作放棄地での放牧が注目されており、手間・費用の削減に繋がることなどが理由。牛は木の葉っぱなども食べるためエサ代の削減にもなる。あげているエサには地域の店から譲り受けた、おから・酒粕・竹炭などが入っていて、廃棄食品を有効活用しながら牛の腸内環境を改善することでフンが堆肥の役割を果たしている。
森川さんが営む長崎・西海市の森川放牧畜産。今耕作放棄地での放牧が注目されている。前田さんは森川さんの活動に賛同し、この放牧地の土壌環境などについて研究している。森川さんの取り組みに共感した人達が、ボランティアとして牧場を手伝っている。放置竹林を伐採し、粉砕機を使い牛のエサや畑の肥料に利用する取り組みも行っている。森川さんは「豊かな食を作るためには”自然を残す”ことが大事」だと話した。
森川さんが営む長崎・西海市の森川放牧畜産。今耕作放棄地での放牧が注目されている。前田さんは森川さんの活動に賛同し、この放牧地の土壌環境などについて研究している。森川さんの取り組みに共感した人達が、ボランティアとして牧場を手伝っている。放置竹林を伐採し、粉砕機を使い牛のエサや畑の肥料に利用する取り組みも行っている。森川さんは「豊かな食を作るためには”自然を残す”ことが大事」だと話した。