自民党・森山幹事長らは2018年以来、7年ぶりに開催される日中の与党交流協議会に参加するため中国・北京に向けて出発した。協議会は新型コロナウイルスの感染拡大などにより途絶えていた。今回、公明党・西田幹事長らも出席し中国共産党序列4位・王滬寧常務委員や王毅外相との会談が調整されている。戦略的互恵関係の継続を確認したうえで、北朝鮮の核ミサイル問題のほか、日本産水産物の輸入再開や中国当局による日本人の拘束問題などについて議論される見通し。日中首脳の相互往来について調整が図られる中、議員外交により後押しする狙いもある。