バレーボール女子日本代表は週末にネーションズリーグでセルビアに3−0で勝ち、米国には3−0で負けたが、予選ラウンドを終えてパリ五輪出場権を獲得した。女子日本代表はカナダ戦で勝利すればオリンピック出場が確定する中で逆転負けとなってしまったが、世界ランキングにより残りの試合の結果に関係なくオリンピック出場権を獲得した。世界ランキングの算出は一戦ごとの試合結果によって変動するポイントに加え、過去の対戦成績や獲得セット数など多くの要素を加味して算出されている。こうした複雑性から国際バレーボール連盟はランキングの算出を外部の専門会社に委託していて、今回女子日本代表も国際バレーボール連盟から通達があるまで世界ランキングによる出場は知らなかったという。今回女子日本代表の眞鍋監督は世界ランキングによる出場の可能性を2022年の監督再就任の時から意識していて、2022年のネーションズリーグで他国がオリンピック翌年ということもあって新戦力を起用する中でベストな布陣で価値にこだわるなど勝利数の貯金を貯めることに注力していた。