オリンピックで52年ぶりのメダル獲得を目指すバレーボール男子日本代表が負けたら終わりの準々決勝でイタリアと対戦。第1セット、西田有志(24)が初得点。石川祐希(28)は強烈なバックアタックを放ちブロックアウトで得点。さらに、技ありのフェイントで得点を奪った石川。試合の流れを掴んだ日本は、西田がサービスエース。試合を有利に運び、第1セットをものにする。第2セットは序盤から接戦となったが、石川のコースをついたサービスエース。高橋藍(22)もスパイクを決めて笑顔がはじける。セットポイントを迎えて石川のスパイク。第3セット、日本の攻撃陣は止まらない。勝利まであと1点の所でイタリアがデュースに持ち込む粘りを見せる。逆にセットポイントを握られた日本。大3セットを奪われると再びデュースにもつれ込んだ第4セット。このセットもイタリアに奪われた。勝負は運命の第5セット。日本はオリンピックで52年ぶりのメダルへ。勝負を決めた最後のプレー。勝利したのはイタリア。日本が目指したメダルへの道は惜しくもここで終わった。