観光庁は「官民一体で海外旅行を促進する」としている。日本人出国者数の推移、海外旅行に行く人はコロナ前、初めて2000万人を突破。コロナ禍が明けても円安の影響もあってか以前の水準には回復していない。航空旅行アナリスト・鳥海高太朗氏によると日本語表記が減っている。「10年前には海外の航空会社でも日本を発着する便には日本語が話せる客室乗務員がいたが減った感覚」としている。人気の観光地でもレストランに日本語メニューがない場合が多い。鳥海氏は1月、イギリスへ。中国語メニューはあったが日本語はなかった。推し旅、大谷翔平を見にLAへ行くなど明確な目的がないと海外旅行に行かない。日本旅行業協会は「パスポートを新たに取得した人に対してキャッシュバックや割引き、ポイント付与などで旅行代金を支援することで海外旅行の機運を高めたい」としている。