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「観音菩薩立像」 のテレビ露出情報

2011年に世界文化遺産に登録された平泉のシンボルとして知られる国宝の中尊寺金色堂は1124年に奥州藤原氏の初代清衡によって建立され、今年で900年になる。金色の阿弥陀堂の中央壇内部の棺には清衡の遺体が収められている。壇上には11体の仏像が並び、絢爛豪華な様子は極楽浄土を表したものと言われている。金色堂はガラスで保護され、内部は離れたところから見ることになる。今回の特別展では、中央壇に並ぶ仏像11体全てを間近で見ることができる。御本尊を守る持国天と増長天、阿弥陀三尊像が実際の金色堂の配置で展示されている。平安時代に作られた阿弥陀如来坐像は顔の表情から奥州藤原氏の絶大な力と先見性が見られる。
そして、地蔵菩薩立像は同じ姿に見えるが少しずつ顎の角度が違い、顎の角度を少しずつ上げることで縦並びの時に顔を見えやすくしたと考えられていて、そんな細かなところや後ろ姿を見ることができる。また、リアルな仏像だけでなくCGで原寸大に再現された金色堂を体感できる。現地では入ることが出来ない堂内のきらびやかな空間も見ることができる。今回の8K3DCGの制作はNHKと東京国立博物館などが共同で行っている超高精細のデジタルアーカイブスの手法を使っていて、解像度の高いカメラで仏像や金色堂内部などの画像を1万枚以上を撮影し、3Dスキャナーで実物の形状を正確に記録して画像とデータを元に3DCGを作成した。大型ディスプレイは27インチのモニターパネルを144枚使用し、高さ4m・幅7mの8Kディスプレイにより細部にわたり黄金の空間を表現した。この展覧会には中尊寺としても期待を寄せている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年2月12日放送 10:05 - 10:50 NHK総合
中尊寺金色堂 デジタルで解き明かす900年の謎(中尊寺 金色堂)
金色堂は藤原清衡によってつくられ、2代目3代目などの代でなんらかの手が加えられ、現在の姿になったと考えられている。金色堂の堂内は大きく3つのグループにわかれている。安置されているのは、壇の上のご本尊・阿弥陀如来坐像など。仏像の数は全体で33体に及ぶ。なお奥州藤原氏は、平安時代に約100年間、東北や北海道の一部をおさめた一族で、4代目で源頼朝によって滅ぼされた[…続きを読む]

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