富山・高岡市の市長に批判が集まっている。姉妹都市のフォートウェーン市に訪問団を派遣しており、前回の11年前は15人が参加し全員がエコノミークラスを利用。総額はおよそ472万円だった。今回は6人で角田悠紀市長ら4人がビジネスクラスを利用する予定で、1人あたりの旅費は183万円と当時の6倍になっている。人数は減ったが総額は1100万円。高岡市は新幹線整備をめぐる過度な投資などで40億円の財源不足が発覚している。市は移動図書館やコミュニティバスを廃止し市民サービスを切り詰めてきた。会見で角田市長は公務に支障が出ないようにビジネスクラスを利用したと強調した。海外視察をめぐっては葛飾区の区長ら5人がウイーンを視察した際に区長と議長の2人がビジネスクラスを利用したことがわかっている。