TVでた蔵トップ>> キーワード

「認知症疾患医療センター」 のテレビ露出情報

きょうから認知症の中でもアルツハイマー病の進行を遅らせる世界初の治療薬「レカネマブ」の販売が開始された。レカネマブはアメリカに続き世界で2番目に販売が開始され、早期の症状が対象となっているほか、現在4万人近くいる若年性認知症も対象となっている。レカネマブはエーザイとバイオジェンが共同開発し、約600万人の認知症患者の約7割を占めているアルツハイマーを治すのではなく進行を遅らせることが期待されている。投薬なしと比べ症状悪化を27%抑制し、平均約3年の進行を遅らせる事が可能と推定されている。普及には2つのハードルがあり、患者1人あたり月額約25万円の高額な薬価となっている。保険は適用され、高額療養費制度も使えるため、年収156~370万円の場合は上限額が月額1万2000円の負担となる。一方で制度の対象外の場合は3割負担で月額7万5000円の負担となる。もう1つのハードルが軽度認知障害と軽度認知症が対象で、岩坪威教授によると認知症患者の中でも非常に限られるとのこと。
自分や家族が認知症であると早期に気付くことは岩坪威教授によると専門家にも難しいとのこと。ポイントは物忘れなどの程度・回数や変化が気づきにつながり、変化については帰省などでたまに会う家族だからこそ気づきやすい。最初に相談するのはかかりつけ医でもよく、認知症疾患医療センターなどの専門機関に直接相談しても良い。レカネマブの投与が開始された場合、1年半の間は2週間に1度通院し、さらに脳の部分的なむくみや小さな出血などの副作用が出る場合があるため2か月に1度MRI検査を行う必要がある。16年前に45歳のときに若年性アルツハイマーと診断された藤田和子さんは、初期症状について「自分にしかわからない感覚」などと話し、「初期の方に有効な薬は希望が持てることになる」などと語った。また、治療で薬を使うことだけが大切なのではなく、本人が自分らしく生きることが最も大切などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年7月25日放送 12:20 - 12:30 NHK総合
みみより!解説( みみより!解説)
解説委員・吉川美恵子が解説。アルツハイマー病の新薬として注目を集めた「レカネマブ」による治療が始まり半年ほど経った。レカネマブは専門家の間では画期的な薬と言われていて、アルツハイマー病の原因の1つとされるアミロイドβ(たんぱく質)を取り除く。実際の治療について。1:対象は早期の患者に限られる(MCI:生活に支障がない、軽度:生活に支障が出たばかり)、2:悪化[…続きを読む]

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.