取材した巡田忠彦記者がスタジオで解説「刑務所を取材していると、懲役囚が行進して出てくる。忘れてはいけないのは全国に1700人の無期懲役囚がいて、それだけ被害者もいるということ。現在の刑罰は、刑務作業をかしていて、こらしめというイメージも強い懲役刑と労役のない禁錮刑が一本化されて来年の6月から拘禁刑になる。教育重視の処遇になる」、認知症で自ら犯した犯罪について理解していない受刑者もいたが、罪を償う意味では本来の目的を果たしてないから慎重であるべきで、刑の執行停止も一つの選択肢ではないか?「ただ当局も出したいのはやまやまだが、無期懲役囚は非常に残酷な事件だったので家族もバラバラ。身元引受人が最低条件。なかなか実現しない。寝たきりで医療費もかかるので受け入れの環境は全くない」