読売新聞社は今日から新たな株価指数読売333の算出公表をスタートする。読売333は日本を代表する企業333社で構成される株価指数。構成銘柄すべてを同じ比率で組み入れる等ウェート型という方式で指数を算出することで時価総額の大きい企業や一株あたりの値が高い企業の株価の動向に指数が左右されにくいという特徴がある。333銘柄それぞれの時価総額は数十兆円から数千億円まで幅広く、3割以上が東京以外に本社を持つ企業。読売新聞社は日本企業の株が全体的に上昇しているのか下落しているのかを把握するために適した指数だとしている。新NISA制度などで国民の資産形成への注目が高まる中、読売333を日本経済の新たな物差しに加えることで国内投資の促進につなげる狙い。指数は1日1回、午後5時ごろに公表される予定。