自転車の悪質違反が後を絶たない中、政府は青切符による取締りの導入を盛り込んだ道路交通法の改正案を閣議決定した。これについて伊藤氏の解説。警察庁によると全国の交通事故の発生件数は毎年減少している一方、自転車が関係する事故は2年全国で増加している。改正案では青切符での取締が適用されるのは16歳以上の利用者で、112の違反行為が対象となる。具体的には信号無視や一時停止など。反則金は5000~12000円程度になると見られている。一方で飲酒運転については刑事罰の対象となる。政府は今の通常国会での成立を目指すことにしていて、成立すれば交付から2年以内に施行される。