夏の暑さが厳しさを増す中、警察官を暑さから守る必要があるとしてことし4月に警察庁が全国の警察に対策を指示したことを受けて、警視庁はきょうから警備部の警察官の屋外での勤務中のサングラスの着用を認めることにした。機動隊員たちが黒いサングラスをかけて警視庁本部の周辺を警戒している様子が公開された。紫外線による目の健康被害や直射日光を受けたことによる事故を防ぐことを目的にしていて、警視庁によるとサングラスは支給せず職員の私物を使用し、色や形についても華美ではないものにすることとしている。こうした暑さ対策は全国の警察でも始まっている。警視庁は“警察官が勤務に集中できる環境を整えつつ積極的な警戒活動に努めていく”としている。