警察庁によると、先月24日から制度が始まったマイナ免許証について、先月末までの8日間で11万7589人が保有したという。これは運転免許証の保有者およそ8200万人の0.14%に当たる。マイナ免許証は、マイナンバーカードのICチップに運転免許証の情報を記録したもので、マイナ免許証だけを保有するか、従来の運転免許証を保有するか、マイナ免許証と従来の運転免許証の両方を保有するかを選択できるが、このうち、マイナ免許証だけを保有した人は4万4543人、マイナ免許証と従来の運転免許証の両方を保有した人は7万3046人だった。一方で、現在のシステムではマイナンバーカードを更新すると、マイナ免許証の情報は引き継がれず、再度、一体化の手続きが必要になることから、警察庁はシステムが改善することし秋までに、マイナンバーカードの有効期限を迎える人には先にマイナンバーカードを更新してからマイナ免許証の手続きをしてほしいと呼びかけている。